あの兄さまが、
あんな顔して既婚者だった、ということが。
あんな性分の人が
側にいて欲しいと願った女性がいた、ということが。
ありがとう。
これだけで、わたしもう、幸せでお腹いっぱい。
不器用な上に、
時々、螺旋のゆるいご当主さまなので
誤解されがちなお方ですが、
兄さまは、どう考えても「愛」のお人。
（近頃、行き過ぎて、シスコンとも呼ばれるが）
今まで、ン十年も押さえ込んでいた愛ですもの。
気の済むまで、
可愛がってあげればいいよ。
ずっと兄さまは、
自分を封印してたんじゃないかな・・・とか
勝手に思ってみたり。
穏やかで、
慈愛に満ちた、朽木白哉は
緋真さんだけが、知っていてくれればよくて
むしろ、そんな自分は
もう誰にも見せない・・・とかね。
そんな不器用な兄さまが、だいすきだ。
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